初めての腰痛治療は「切らずに治す」と決めていた。絶対に体にメスは入れたくなかったと語るのは大阪府在住のS様です。腰痛治療には、保険治療や保険適用外の治療などがあり、治療内容や費用の関係で悩まれている方も多いと思います。今回ご紹介するS様もその一人でした。
初めての腰痛治療は保険適用外の治療にしたいと思い、ご家族と何度も話し合いをされたといいます。みんなが納得した椎間板ヘルニアの痛みを和らげる方法をご紹介します。
「セルゲル法の治療をして3ヶ月後です。20年ぶりに立ったまま靴下を履けた時、涙が出ました」と語るS様の体験談をご紹介します。
「私は、20年程前に椎間板ヘルニアと診断され、ずっと腰痛に悩んでいました。メスを入れない手術はないかと思い、いろいろとインターネットで調べていました。そこでILC国際腰痛クリニックを見つけました」
S様は今まで靴下を履けなくて、体を動かしながら時間をかけて履いていたそうです。
「最初にセルゲル法を見つけた時は、自分には合っていると感じました。周りの人にも相談しましたね。実は、いつか保険適用外の治療をしようと思っていたので、貯金をしていました」
「保険適用外の治療は、正直高いと思います。我が家は今年、ダブル受験ですので何かとお金の出入りも激しい時期です。貯金もしていましたが治療費のことは妻に相談しました」
S様は、治療費のことを含め、とことん奥様と話しあったとおっしゃいます。また、十分調べた上で決めたセルゲル法なので、他の治療法と比較をすることはなかったそうです。
「腰痛のきっかけは、仕事中に崖から落ちたからだと思います。疲労感が出てくると腰に違和感が出てくるようになりました。季節の変わり目や、特に冬はよくぎっくり腰になっていました」
「自分は自衛官を辞めてちょうど8年になります。現役の自衛官だったら絶対に腰痛治療は出来なかったですね。仕事を休んだら戦力外通告を受けますよ(笑)」
「自分たちの頃は、今より過酷なトレーニングが当たり前の時代でした。20代の頃、自宅に帰省した際にボロボロになった私の姿を見て、妻が泣いたこともありました」
S様は元自衛官の隊長をされていました。仕事中はロキソニンをポケットに入れて持ち歩いていたそうです。足も常にしびれていたとおっしゃいます。痛みといつも背中合わせの生活をされていたそうです。
「私は、自衛官の隊長をしていました。上司にめぐまれて、若くして階級をあがりました。でも休みはなかったです。自宅に帰省出来るのは1年のうち3分の1程度でした」
「仲間の90%はヘルニアを抱えていましたね。職業病みたいなものです。私も退職するまでは、定期的に腰の痛みを改善する為、通院治療をしていました」
S様は、職業柄、体を酷使するのは当たり前という精神で日々の業務に取り組んでおられたそうです。
「久しぶりに自宅に帰ると、当時4歳だった子供が私を見て、妻に助けて~と叫んだんです。正直、悲しかったです。普段、自宅に居ないので仕方ないですが・・・。家族と過ごす時間も欲しいな~と思いました」
「ちょうどその頃、妻の親戚の会社が人手不足で、是非、手伝って欲しい!と声がかかりました。私は人生の中で、人に求められることがこれからもあるだろうか?と思いました。折角、声をかけてもらったんで、そちらの会社を手伝うことにしました」
S様は、強い責任感と実行力がある方なので、お声がかかったと思います。部隊を指揮する立場の方が決断するのは勇気がいることだったと思います。
「周りからは、柵の中しか知らないのに、今更、外の世界は怖くないのか?と聞かれたこともあります。家族に寂しい思いをさせているな?いや自分の為にも新しい挑戦をしてみたい。と思いました」
S様は、現在デスクワークが中心の仕事をされています。職種は違いますが、現在も沢山の部下に囲まれお仕事されています。ですが事務中心の仕事になってからも毎年のように、ぎっくり腰になったそうです。
体が固まってしまうこともあったそうです。椅子に長時間の間座っていた時、立ち上がろうとするとすぐには動けなかったとおっしゃいます。
「ILC国際腰痛クリニックの担当者の方から連絡をいただいていました。ゴルフは、3ヶ月経過してからですよ!と聞いていたので、ゴルフも我慢しました。会社のゴルフコンペが沖縄で開催された時は残念でした(笑)。早くゴルフがしたいです」
「リハビリも兼ねて、プールやウォーキングをしながら体を動かす様にしていました。不思議です。治療後の経過は、毎日がジグザクのようでした。徐々に痛みも低減していきました」
「セルゲル法の治療後、半年が経過した頃です。風邪を引いて高熱が続いていました。動けなくなって2~3日寝込んでいました。その時、咳の衝撃で、ぎっくり腰になってしまいました。以前のようなしびれはありませんが、また動けなくなってしまいました」
「それから、全身が脱力するような痛みがありました。ずっと調子が良かったのに・・・・その後、リハビリに参加することにしました」
S様は風邪を引いた際に、ぎっくり腰になりヘルニアやぎっくり腰といった症状が、完全に解消される訳ではないと感じたそうです。
リハビリに参加して、体の動かし方、生活の仕方など焦らずケアしていくことが大切だと思ったとおっしゃっていました。
「メディア、インターネットで調べることは限界があると思います。
私を含め、治療を受けた方の声を聞いて下さい。直接、お問い合わせして医師やスタッフから話しを聞いても良いかと思います。検査、診察を受けるだけでもいいと思いますよ」
S様は、「腰」はすべての活動の中心だとおっしゃいます。
「仕事をするにも、プライベートを充実させるにも、腰は本当に大切にしなければならないと感じています」
自身の本当にやりたい事を、腰痛によって諦めないでください。 1歩勇気を踏み出して前進してみて下さいと・・・・