今回は、セルゲル法の治療を受けた東京都在住N様の体験談をご紹介します。N様は数十年、腰痛に悩んでおられました。最近は痛みもどんどん強くなり我慢できなかったといいます。
そんな時、偶然、同じ新聞広告を何度も見たそうです。
「メスを入れない日帰り腰痛治療!?」眉唾もんだな・・・と最初は信じてなかったとおっしゃいます。
「3~4年前から周りの人から体が歪んでいますよ。と指摘されていました。自分ではまったく気付かなかったです。最近では、指揮をしている時に坐骨神経痛もありました。10年前から足がつるようになり、今年になってからは、左足全体のしびれが出るようになりました」
N様は50年間、指揮者として活躍して来られました。現在はご自身の楽団も経営されています。大学卒業後、小澤征爾さん、秋山和慶さん、尾高忠明さんに師事され、現在は東京ニューシティ管弦楽団、及び東京合唱協会の音楽監督と常任指揮者をされています。
腰痛の原因は論文を書くために、1日平均3~4時間程度パソコン作業をしている際に、机から手の届く範囲に物を置いていて、左にひねる体勢で物を取ることが多く、そのことが原因かもしれないとおっしゃいます。
N様は治療後すぐに指揮者として復帰し、またブラスバンドの演奏会や音楽コンクールの審査員も務められています。腰痛が軽減されたら、早く論文執筆に取組みたいとおっしゃいます。
その原動力をお伺いしました。
「私が取り組んでいる論文は、名曲の真の姿、演奏慣習を完全修正し作曲家の思いを伝えるという論文です。以前は本も出版したこともあります。今は、以前よりさらに追求した内容になっています」
「最近は、自分が生きていた証を残したいと、強く思うようになりました。だから、論文を書き続けるのだと思います。デスクワークや体の動かし方のクセが悪いと分かっているんだけど(笑)」
とことんこだわり続けたいとおっしゃるN様。論文を書いている間は、無我夢中になるとおっしゃいます。
「セルゲル法の治療はお金もかかるけど、今より悪くならなかったいいかな。という思いで治療を受けました。まあ、イチかバチかという気持ちもありました」
「セルゲル法の治療自体は、チクッとしたぐらいで痛くなかったです。正直、セルゲル法が失敗して起き上がれない状態になったらどうしよう。という不安はありましたよ」
今まで、鍼灸や整体などに散々通い詰めたそうです。トータルするとセルゲル法より費用は高くなったとおっしゃいます。
「治療して1ヶ月半です。医師には3ヶ月は様子を見てください。と言われました。もう少し様子を見てみようと思っています。日によって調子が良い日や悪い日もあります。治療を受ける前よりはいいかな?」
N様はおっしゃいます。
費用も、腰痛が緩和すれば安いもんですよ。
たまたま、本人が思ったような経過になるとは限らない場合はあると思いますよ。長年苦しんでいる人には、セルゲル法を受けてみたら?と私はおすすします。