脊柱管狭窄症 リハビリ 水泳

「脊柱管狭窄症」リハビリで水泳を~高齢者でも飛び込みが出来るまでに回復

2024-10-24

来年はシンガポールで開催される世界マスターズの水泳大会に出場するつもりです。参加するためにリハビリを受けて頑張っております。そうおっしゃるのは東京都在住M様男性80代の方です。

K様プロフイール
治療日 2024年3月
脊柱管狭窄症 セルゲル法4箇所
東京都在住 M様 男性 80代

水泳の大会に出場するために腰の痛みを取り除きたかった

M様は今年開催された、日本マスターズ水泳協会の静岡大会の85才から89才の部門で1位を勝ち取ったそうです。

「スタートは飛び込みをするので、もうちょっと良くなったら嬉しいです。来年はシンガポールで開催される世界マスターズの水泳大会に出場するつもりです」

大学病院では脊柱管狭窄症手術しないで治そう言われた

M様は、脊柱管狭窄症の症状に悩まされていました。

「今までいろいろな病院で診察を受けました。大学病院では80代の高齢者だから脊柱管狭窄症の手術をしない方がいいと言われ、切らないで腰の痛みと上手に付き合ってください。と言われました。我慢しながらの生活は辛かったです」

「鍼灸院、お灸、カイロプラクティック、整体師のマッサージは毎日のように通いました」

M様は会社勤めをしている時から腰が痛かったそうです。80代ということで手術を諦めたそうです。

日本には珍しかった高度なレンズを作っていた

M様は兄弟3人でお父様の会社を継いで、定年までご尽力されたそうです。

「僕の勤めていた会社は父から受け継いだ会社です。兄が社長を務めていました。その頃、特殊なカメラのレンズを作っていましたので、会社も潤っていましたよ。国内や海外の企業から、技術を提供して欲しい!と声をかけられました」

「その時、すべてお断りしましたね。兄が他界した時、私はちょうど65才でした。それで会社をたたむことにしました。あの頃は良かったですよ。今は技術が発達してその技術も珍しくなくなりました」

M様は定年後、趣味の水泳に出会うことになります。腰痛を抱えながらも、趣味に打ち込んでいたそうです。

腰痛を言い訳にしていた生活

M様は、今でも後悔していることがあるそうです。

「腰痛を言い訳にして、生活の中で不便と思うことを、家内にすべて任していました。買い物に行っても何も持たなかったし、店の中にも入らず車の運転をするぐらいでした」

「自分は楽ばっかりしていました。掃除、洗濯、庭の仕事、女性に負担をかけて、よくこんな事をよくしてきたな・・・と。今となって後悔しています」

「妻がなくなり1年です。妻と約束したことがありました。私の命日ぐらいはそばにい下さい・・・と。9月に水泳の大会がありました。偶然、奥様の命日と重なり、私は妻と約束した通り、水泳の大会は出ませんでした」

今でも、奥様に申し訳ない気持ちでいっぱいだとおっしゃいます。

趣味の水泳が生きがいに

脊柱管狭窄症 リハビリ 水泳

「水泳をしているので腰痛を治したかったです。完全に治らなくなくても、今より動けるようになりたいと思っていました。それでセルゲル法の治療を受けることにしました」

痛みから解放され楽になりたかった。治るとは思ってなかったです。
良くなったり、痛くなったりでもいいので水泳が出来るようになりたかったといいます。

もう年だから、失うものもないしなんでもいいから治療しよう

「治療を受けた当日は東京まで娘が送ってくれました。治療後の経過は順調です。手術できないと大学病院では言われていましたが、あきらめずにいて良かったです。セルゲル法を受けてからいい方向に向かっています」

リハビリですすめられたのが水中ウォーキングで体を整えていたそうです。

私より若い人にすすめたい

私より若い人にすすめたい。まだ希望がありますからね・・・
私と同じような人でも、腰が痛いなら治療してみたら~

95才や100才の人も泳いでいますよ。世界記録も出しています。
これからも頑張りたいですね。とM様はおっしゃっていました。

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